皆さんは、「さすけね」という言葉を耳にしたことがありますか?

もしかしたら、大河ドラマなどで耳にされた方もいらっしゃるかもしれません。

これは、福島県で使用されている方言です。

そんな東北弁の「さすけね」の意味について、使い方と併せて見ていきましょう!

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さすけねの意味

ズバリ、意味は「問題ない、大丈夫、気にしなくて良い」です。

語源として「差し支えない(さしつかえない)」が訛り、「さしつかえねえ」→「さすけね」となった様です。

使い方

その①

「悪い悪い、電車が遅延してて待たせてしまったな」

「そうけそうけ、さすけねよ。」

→「悪い悪い、電車が遅延してて待たせてしまったな」

「そっかそっか、気にしなくていいよ。」

その②

「めんごいおんぼこだねえ。抱っこさせで。」

さすけねよ。」

→「可愛い赤ちゃんだねえ。抱っこさせて。」

構わないですよ。」

さいごに

私の以前勤めていた会社の同期に、福島市出身の子がいたのですが、出身地を聞いてびっくりする程、方言やイントネーションが出ていませんでした。

聞くと「自分の祖父母はかなり方言を使って訛って話すよ」とのことで、もしかしたら私が想像しているより、標準語化が進んでいるのかもしれません。

私の中でずっと、「方言」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、福島弁を含めた「東北弁」でした。

それは東北の言葉の持つ柔らかさや、そこで暮らす人々の様子が言葉使いに表れていて、とても魅力的だったからです。

時代の中で廃れていく方言もあるかもしれませんが、ずっと残って欲しいものです。。。

その他の福島県の方言は「福島県の方言一覧」を、日本各地の方言は「日本各地の方言一覧」からお調べ下さい。

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