衣・食・住は人間にとって必要不可欠なものです。

そのためか、方言でも衣食住に関する言葉は多いです。

特に食は毎日のことなので、これに関する方言はたくさんあります。

ある日のランチ時、香川県や徳島県では、たっぷり昼ご飯を食べた後に「おなかが起きる」という方言が使われているかもしれません。

さて、今回紹介する「おなかが起きる」とはいったいどんな意味の言葉なのでしょうか。

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「おなかが起きる」の意味

おなかが起きる」は、おなかがいっぱい、満腹だという意味の言葉です。

「おなかが起きる」の使い方

例文1

A「いっぱい食べたねー」

B「うん。うち、おなかが起きたわ」
(うん。私、おなか一杯になったよ)

例文2

A「お昼、何にする?」

B「おなかが起きるもんがええわ」
(おなか一杯になるのがいいな)

例文3

A「ちゃんと食べた?」

B「よーけ食べたけん、おなか起きたわ」
(たくさん食べたから、おなか一杯になったよ)

さいごに

おなかが起きる」という言葉だけをきけば、何かおなかに刺激があるものを食べておなかがびっくりしているのか、あるいは、ぐーっとおなかがなったのか?と思うかもしれません。

しかし、香川や徳島では「おなか一杯」「満腹」というとても幸せな状態を表す言葉なんです。

香川を代表する食べ物といえば、なんといっても讃岐うどんですね。

うどん県と称するだけあって、県内各地に讃岐うどんの名店が軒を連ねているといいます。

徳島名物といえば「阿波尾鶏」でしょうか。

焼き鳥や骨付き肉わインターネット上で見ているだけでも垂涎ものです。

どちらも、「おなかが起きる」だけ、たらふく食べたいものですよね。

この記事を読んでいるだけだと、残念ながら「おなかが起きる」ことはありませんから、ぜひ本場で召し上がってはいかがでしょう。

その他の香川県の方言は「香川県の方言一覧」を、徳島県の方言は「徳島県の方言一覧」を、
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