山梨県の方言である「ちょびちょび」。
山梨県と静岡県は接する面が多いので、一部は静岡県のほうでも話されているようですが、今回は「甲州弁」としてくくって調べてみたいと思います。
かわいらしいイメージの「ちょびちょび」ですが、意味を知るとかわいいとも言っていられないようです。
さっそく意味や使い方を見ていきましょう。
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ちょびちょびの意味や使い方は?
ちょびちょびの一番近い意味として「ちょっかいを出す」があげられます。
あとは出しゃばり、いらぬ世話をして迷惑がられる(しかし、本人に悪気はない)などがあります。
自分だけで収まることはなく、他人に迷惑が行ってしまうんですね。
やられるほうはたまりませんが、本人に自覚がないところがちょっと笑えます。
使い方
怒りながら
「おまんと!ちょびちょびしてると、ぶっさらうぞ!」
(おまえら!いい気になってると、殴るぞ!)
あきれながら
「人のことにまでちょびちょびして困ったね」
(人のことにまで手や口を出して、困ったね)
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ちょびちょびの由来は?
調べてみましたが、直接ちょびちょびの由来につながるものは見つけられませんでした。
ただ、山梨県ではいたずらのことを「ちょび」というそうで、そこから来たのではないかという一文がありましたので、参考までにここに書き記しておきます。
さいごに
山梨県甲州弁である「ちょびちょび」について見てきましたが、由来がわからないのに生活の中で使われる頻繁さに驚きます。
似た言葉に、「わにわに」というものがありますが、わにわによりも、もうちょっと行動に移すという感覚で、人にも影響のあることを言うんですね。
あまり人から言われたくない言葉の一つですね。
その他の山梨県の方言は「山梨県の方言一覧」を、日本各地の方言は「日本各地の方言一覧」からお調べ下さい。
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