岡山県で使われている「ぼっけぇ」。
ある有名な小説のタイトルとして初めて見たという人も多いのではないでしょうか。
イメージすることもちょっと難しい「ぼっけぇ」という言葉。
今回はこの「ぼっけぇ」の意味や使い方をご紹介します。
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ぼっけぇの意味や使い方は?
「ぼっけぇ」という言葉は「ものすごい」「とても」という意味です。
岡山県には、すごいを表す言葉が多く、でぇれー、や、もんげーなど、ほかにもあります。
(もんげーってあるアニメで耳に挟んだことがありますよね。)
しかし、その中でも一番ものすごさを表す言葉が「ぼっけぇ」だということです。
使い方
日常会話
「今日はぼっけぇさみーなぁ」
(今日はすっごく寒いなぁ)
人に見せて
「これおかんにもろーたんじゃー、ぼっけかろう」
(これお母さんにもらったんだ、すごいでしょう)
同情して
「ぼっけぇのう」
(大変だねえ)
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ぼっけぇの由来は?
「ぼっけぇ」の由来を探ってみたのですが、見当たりませんでした。
同じ、すごいの意味のもんげーは、ものすごい→ものすげー→もんげーではないか、
でぇれーは、どえらい→でーらい→でぇれー、、など、岡山弁は伸ばす言葉が多いので、ぼっけぇもその発展を遂げてきたのかもしれません。
さいごに
今回は、怖いとかキツイというイメージの強い岡山弁の中の「ぼっけえ」をご紹介しました。
ほかの、「すごい」を表す単語があまり使われなくなっている一方で、このぼっけぇは今でも頻繁に使われており、岡山出身の方が別の地域に移動してもつい言ってしまう言葉としてあがっています。
もしかしたら岡山出身の方の口からひょいと出てくるのを聞くこともできるかもしれませんね。
その他の岡山県の方言は「岡山県の方言一覧」を、日本各地の方言は「日本各地の方言一覧」からお調べ下さい。
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