日本には、外国語に聞こえるような言葉ってありますよね。
「麻布十番」や、「肌襦袢」など(レパートリーが少なくてすみません。。)、なんとなく耳で聞くとそれっぽく聞こえるもの。
私も旦那に、それって韓国語??と言われた方言があります。
それは「てげ」です。
宮崎で使われる方言なのですが、どういう意味なのか、使い方と併せて見ていきましょう!
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てげの使い方、意味は?
「てげ」の意味はずばり、「とても、すごく」です。
「大概」が訛り、「てげ」と変わったと言われます。
ちなみに、「てげてげ」という方言もありますが、こちらは「適当に、そこそこに」となり、全く違う意味になります。
不思議ですよね。。。
使い方
てげの使い方
「この曲聞いてみて!てげいっちゃがー。」
→「この曲聞いてみて!すごく良いんだよー。」
てげてげの使い方
「ここの汚れ、なかなか落ちんとよね。」
「そんなん、てげてげでいっちゃがー。」
→「ここの汚れ、なかなか落ちないんだよね。」
「そんなの、適当でいいんだよー。」
あとがき
先ほど、「韓国語に間違えられた」といいましたが、実際、韓国語にも「テゲ」と
意味も「やけに、すごく」等なので、ほぼ同じ
また、宮崎の南郷村という地には「百済(くだら)の里」と呼ばれ、朝鮮の王朝が唐に取って替わる際に、百済の王族等が逃げ伸びて留まった という逸話があります。
そういうことを考えると、韓国語と宮崎の方言に共通点があってもおかしくないな、と思いますね。
その他の宮崎県の方言は「宮崎県の方言一覧」を、日本各地の方言は「日本各地の方言一覧」からお調べ下さい。
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