愛知県で使われている方言である「ほせ」。
初めて聞くと、「ホセ・・・?」。
干せ!って命令されているの?とか、ラテン系の男性の名前なの?など、イメージがわかないかもしれませんね。
今回は「ほせ」の意味や使い方を見ていきましょう。
【スポンサーリンク】
ほせの意味や使い方は?
「ほせ」は愛知県の三河地方で使われている言葉で、わかりやすい言葉にすると、細く短い棒のことです。
どちらもクリアしていないと、当てはまらないようです。
分かりやすいように、使い方を見てみましょう。
使い方
日常会話
「団子のほせがべたべたしとる」
(団子の棒がベタベタしてる)
子供に注意して
「ちゃんとアイスのほせ捨てときんよ」
(ちゃんとアイスの棒、捨てておきなさいよ)
気を付けるように注意して
「焼き鳥のほせ、のどに刺さらんように気をつけりんね」
(焼き鳥の串、のどに刺さらないように気をつけなさいね)
【スポンサーリンク】
ほせの由来は?
ほせという言葉は、細い→ほせぇ→ほせという変化をしています。
細いが少し砕けた感じですね。
さいごに
今回は愛知県の方言として「ほせ」をご紹介しました。
似たものとして例えばバーベキューの時に、肉や野菜を刺して焼く棒ありますよね。
あれは「ほせ」なのか?
違うんです。あれは、「串」という感覚です。ほせぇけど、ほせではないです。
ネイティブの人でないと使い分けがよく分からないですね。
もし三河の人がいたら、聞いてみても楽しいかもしれません。
アイスの棒のことは、「ほせ」と言って、ぜひ使ってみてくださいね。
その他の愛知県の方言は「愛知県の方言一覧」を、日本各地の方言は「日本各地の方言一覧」からお調べ下さい。
【スポンサーリンク】
岐阜県在住です。
一般には名古屋圏での方言のようですが、岐阜は関東・関西の両方の影響を受けつつ名古屋の影響も受ける日本真ん中なので、色々な地域の方言が入り交じる傾向があります。
そして「ホセ」通じますよ。