皆さんは、小さい頃人見知りをするこどもでしたか?
私は末っ子ということもあり、いつも母にべったりのこどもで、知らない人に話しかけられようものなら、べそをかいていました。。。
さて、群馬県で使われる方言「はがむ」は、まさしくその状態を指す言葉です。
それでは、使い方と併せて見ていきましょう!
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はがむの意味
ずばり、「人見知りする」という意味です。
語源は「歯を噛む」から来ているそうです。
話しかけられてもとっさに返せず、もごもごしてしまう様子を表しているのでしょうか。
群馬では同じ意味で他にも、「わにる」とも言うそうですが、実は方言ではなく、江戸時代頃に使われていた言葉だそうです。
今現在では一部の地域のみで使用されているようなので、方言と言っても良いかもしれませんね。
また群馬では他にも、「ひとみいする」と表現することもあるそうです。
そして活用させた使い方で「はがみっちょ」というものがあり、恥ずかしがり屋という意味で使います。
使い方
その①
「○○さんとこの赤ん坊、おいらの顔見ると泣くんだけんど、顔がおっかないんかなあ」
(○○さんとこの赤ちゃん、俺の顔見ると泣くんだけど、顔が怖いのかなあ)
「ちがーがな、単にはがんでんべな」
(違うよ、単に人見知りしてるだけだよ)
その②
「○○ちゃんはまーずはがみっちょだねえ」
(○○ちゃんは本当に恥ずかしがり屋だねえ)
さいごに
群馬では、「人見知りする」という意味の言葉だけで3種類もあることがわかりましたが、これって群馬には恥ずかしがり屋の方が多いということなのでしょうか。。。
その他の群馬県の方言は「群馬県の方言一覧」を、日本各地の方言は「日本各地の方言一覧」からお調べ下さい。
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