全国各地、様々な方言がなありますが、「鳥取県の方言」と言われ、なかなか思い浮かばないものです。

鳥取県といえば、中国地方に位置し、日本海に接し海に山の幸が豊富で、知れば知るほど魅力的な土地ですが、旅行などで実際に訪れたことのある方はあまりいないのではないでしょうか?

その中でも、知って心動かされた言葉があります。

それは、「がんじょする」です。

一体どんな意味なのか、使い方と併せて見ていきましょう!

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がんじょするの意味、使い方

ずばり、「一生懸命働く、努力する、がんばる」というような意味です。

違う表現をするとすれば、「粉骨砕身」「精を出す」となります。

漢字で表せば、「頑丈する」となり、頑丈の持つ、「体の丈夫なさま」という意味から派生し、「一生懸命働く」ことになったのだと思います。

使い方

その①

「○○さん今日もトレーニングジム行くの?がんじょしなるなぁ。」

→「○○さん今日もトレーニングジム行くの?頑張ってるねぇ。」

その②

「毎日ゲームばかりしてないで、もう少し成績あがるようにがんじょしなさい。」

→「毎日ゲームばかりしてないで、もう少し成績あがるように努力しなさい。」

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あとがき

余談ですが、私の旦那の祖母は92歳で亡くなるまで、痴呆や大きな病気も無く、本当にしっかりされており、その理由を聞いたところ、「梅干しを毎日食べること」「定期的に土をいじること」位かなぁと言われました。

それ程大変ではなさそうですが、義父に聞いたところ「毎日一生懸命何かを書いていた。色々忘れないようにだと思う」とのこと。

口には出さずともおばあちゃんはご自分なりに、しっかりし続けるための「努力」をしていたんですね。

そんな「がんじょ」してきたおばあちゃんだからこそ、体も心も強く生きられたのだと思いました。

その他の鳥取県の方言は「鳥取県の方言一覧」を、日本各地の方言は「日本各地の方言一覧」からお調べ下さい。

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