皆さんは、「あいまち」と聞いて、どんな意味だと思いますか?

まち→待ちで、何かを待っている状態?

それとも町の名前?

「あいまち」は、鳥取県で使われている方言です。

県内の東部である「因州弁」が、いわゆる鳥取弁で、中部が「倉吉弁」、西部が「雲伯方言」となります。

その中で、「あいまち」は因州弁となります。

鳥取といえば、柿の葉寿司や牛骨ラーメンなど、美味しいものが沢山!

是非行ってみたいものです。

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あいまちの意味、使い方

ズバリ、意味は「事件や事故、(大きめの)怪我」です。

語源としては「あやまち(過ち)」が訛り、「あいまち」へと変化したようです。

使い方

その①

「アイスの棒加えたまま走るな!あいまちすっぞ。」

→「アイスの棒加えたまま走るな!大怪我するぞ。」

その②

「渋滞してるなぁ。。あいまちあっただや?」

→「渋滞してるなぁ。。事故があったのかな?」

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さいごに

あいまちについて調べていて、「過ち」と「誤り」の違いは何かな、とふと疑問を持ちました。

過ち・・・物事のし損ない、過失

誤り・・・正しくないこと、間違い

とあり、似ているようで違う点は、

「過ち」→その行為により何かしら自分の身に返ってくる、また影響のある間違い。

「誤り」→計算など単純な間違い。ミス。

ということでしょうか。

その辺りで「過ち」→「あいまち」→「事故、怪我」と転じていったのかなと推測しました。

また話は逸れますが、学生の頃から、よく鳥取県と島根県の場所が、右だったか左だったか分からなくなります。。

何故こんなに似た字面の名前になったのか、由来を調べてみたら、

鳥取県・・・水鳥を朝廷に献上する「水鳥部)があったことから。

島根県・・・もとは島根郡から。

とありました。

当たり前ですが、それぞれに違う理由があってその名前になっているんですね!

その他の鳥取県の方言は「鳥取県の方言一覧」を、日本各地の方言は「日本各地の方言一覧」からお調べ下さい。

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